SHRUB COFFEE
1968年生まれ。「Huye Mountain Coffee」ブランドで知られる David and Family Ltd. 代表。世界のサードウェーブコーヒーの潮流を描いた「A film about coffee」に出演したことでも知られています。
ルワンダ農業輸出機構の前身であるOCIRカフェの農業技官として農家への品質と生産性向上の指導を行うなかで、World Coffee Researchのティム・シリング氏とともにルワンダ初の本格的なスペシャルティコーヒーの生産に携わりました。その後、2011年にHuye Mountain Coffee(フイエマウンテンコーヒー)ブランドで独立。ルワンダ南部のフイエを拠点にコーヒー消費国への輸出はもちろん国内販売を始めるとともに、一般の観光客が農園を訪れて焙煎体験などを行う「コーヒーツアー」を立ち上げるなど、ルワンダコーヒーの普及・促進に努めています。
2012年には北海道で6週間の農業トレーニングを受けた経験があるほか、2017年〜2019年にかけて毎年来日し、日本各地でセミナーやイベントにも積極的に参加。ルワンダコーヒーを扱う自家焙煎店や消費者とも親交を深めています。
また、デイビッド氏のウォッシングステーションがあるエリアでは、NPO法人コーヒー生産地と協働する会(2019年設立)とともに土壌改良&農業サポートを行い、持続可能なコーヒーの生産やコーヒーの品質向上の取り組みも熱心に取り組んでいます。さらにコーヒー農家のための「セイビンググループ」という共同体を組織し、積み立て貯金や健康保険、肥料・家畜の配布など社会貢献活動を積極的に行っています。
性格は慎重派でちょっとシャイ。日本酒が大好物で酔うとかなりご機嫌に。
デイビッド・ルバンザンガボ氏が運営する農園。
政府の農業技官だったデイビッド氏はコーヒー栽培についてさまざまな取り組みを行い、ガコ農園はそのモデルファームとなっています。農園には直射日光からコーヒーの木を守るシェードツリーが等間隔に植えられ、樹齢の若いコーヒーの木がふんだんに与えられたオーガニック肥料により育てられています。
ルワンダで人気の観光「コーヒーツアー」は、このガコ農園で行われています。
栽培品種:ブルボン生産者:デイビッド・ルバンザンガボエリア:フイエ標高:1800-1950m