今回のCOEロットはただオークションで落札したというだけではなくSHRUB COFFEEが生産国と直接の交流もあるロットになるので、現地の情報も書き留めておきます。
今回落札したSOFT Coffeeですが、農園を訪問、オーナーのWishさんと話をした際に一番感じたことはコーヒー加工への探求心の高さです。
現在タイでは多くの生産者がCatimorを主要な栽培品種としています。
その中でCOE入賞生産者はゲイシャやブルボン、ティピカを希少品種として植えることが多い中で
SOFT CoffeeのオーナーはCatimorでいかに美味しコーヒーを作るかを命題にコーヒー生産を行っているとのことでした(もちろん上記の品種も実験的に植えてはいます)。
その命題を実行するべくQ ProcessのLevel.2獲得、カッピングラボを加工施設内に作りました。
その知識とラボからのフィードバックを元に現在もさまざまなプロセスにトライしています。
またロット管理を非常に厳格に行っており、一番小さなロットは5kgでした。
最初は室外で乾かすものの乾燥が進むと室内乾燥に切り替え湿度・温度を厳密にコントロールしながら乾燥を行っています。